「石の上にも三年」を英語にするなら

「石の上にも三年」という諺を考えて直訳すると「three years on a stone」とか思い浮かんだ人もいるんじゃないかと思います。当然英語にはそのような諺はないですが、似たフレーズはあります。

どんなに大変なことでも辛抱して頑張れば、努力が結果として報われる日が来るという例えで使われますね。どんな仕事でも三年間居れば慣れるなんていう例えも聞きますが、意味としては必ずしも三年ではなく、多くの年月のことを表します。
「石の上にも三年」と同じ表現としては、英語の諺では次のようなものを使います。

 

Perseverance kills the game / Perseverance prevails
Slow and steady wins the race
Patience is a virtue
Don’t give up, these things take time.

 

1. Perseverance kills the game「忍耐が獲物を落とす」

ここでの「game」は獲物の意味として使われています。成功するために我慢強く続けていると、やがて報いを得るという意味。「石の上にも三年」と同じですね。

この英語の諺は、普通は会話でまず聞かないです。なぜなら、スペイン語の諺から由来していますからね。古い諺か学問向けになるので、普通の英会話では無理に使おうとしなくてもいいかもです。

2. Perseverance prevails *** 「我慢が打ち勝つ」

同じく、苦しい困難を乗り越えてこそ成功を勝ち取るとも言ってもいいですね。

このフレーズなら、日常会話でもたまに聞く機会があるので使えますよ。また、ニュースの司会者による解説やスポーツ番組などの成功話から耳にすることがありました。

努力の積み重ねが成功へ導くというような話は日本のテレビでもよく聞きますよね。

3. Slow and steady wins the race **** 「ゆっくり着実にやれば競争に勝つ」

ウサギとカメの話と同じで英語圏では誰でも知ってるくらい、この英語の諺は知られています。カメは遅くても継続的に動き続けているので、ウサギが途中で居眠りしている間にゴールまでたどり着くいう話ですね。

一般な会話でもよく頻出するので、英会話に役立てるようにぜひ覚えてみましょう。

このフレーズは、ゆっくりでも我慢強くコツコツと続けていれば成果が出るんだよーと言いたいときに使えます。

ゆっくりでもというニュアンスがあるので、仕事の締日が迫ってる場合はこのフレーズは言えませんね(笑)

4. Patience is a virtue *** 「我慢は美徳」(石の上にも三年)

同じように、イヤなことも辛抱強く続けていれば報いを得られる日が来るということ。「virtue」という美徳が使われていますが、我慢することが褒めるべき立派な徳という意味です。
こちらは英語の諺ですが「石の上にも三年」と同じ意味として考えていいですね。

一般な会話では、たまに聞くことがあります。
この諺が使われる場面として例えば、投げ捨てないで粘り強く続けろというようなことを誰かに言いたいときに使われることがあります。

5. Don’t give up, these things take time **** 「諦めるな。こういうものは時間がかかる」

こちらは、諺を使わないカジュアルな会話表現です。なかなかすぐに達成できなくて落ち込んでる誰かに励ますつもりで使われるフレーズです。

短期間で達成できなくて当たり前。時間がかかることだから我慢強く、諦めずに続けろということが伝わりますね。

 

それでは、ダイアローグ式でどんな会話の流れで使うか見ていきましょう。
「perseverance kills the game」は、ほとんどのイングリッシュスピーカーの間では聞かないということなので、それ以外の4つのフレーズをおさらいしていきます。

Example Dialogues:

Dialogue 1.

Aさん: My cooking is still not good.
「私の料理はまだまだだね。」

Bさん: Don’t worry, keep trying. These things take time and practice.
「気にせずにやり続けて。こういうのは時間かかるものなんだから練習のみだ。」

Aさん: Yes, I guess you’re right.
「うん、まぁそうだよね。」

Dialogue 2.

Aさん: Why are you doing your homework now? It’s not due until next month.
「何で今宿題やってるの?予定は来月だよ。」

Bさん: I’m starting early so I can take my time. Slow and steady wins the race!
「自分のペースでできるように早く始めてるんだよ。ゆっくりコツコツと確実にやることが成果につながるからね。」

Aさん: Oh, that makes sense. I should start mine too then!
「あぁそういうことね。じゃぁ私も始めなきゃね。」

Bさん: Good idea.
「いいねぇ。」

Dialogue 3.

Aさん: So how often do I need to train before a boxing match?
「では、ボクシングの試合する前にどのくらい練習する必要がありますか?」

Bさん: You should train everyday, because perseverance prevails.
「毎日練習するべきだ。なぜなら努力の積み重ねが物を言うからな。」

Aさん: Okay, I understand.
「はい、わかりました。」

「我慢が打ち勝つ」は、我慢というと継続的な意味として捉えれているので、”努力の積み重ねが成果を出す”とも置き換えて表現することができます。

Dialogue 4.

Aさん: I’m so hungry. Can we eat now?
「とてもお腹空いた。今何か食べれない?」

Bさん: You must wait because I haven’t finished cooking yet. Patience is a virtue!
「まだ料理終わってないから待たないといけないよ。我慢してこそ価値がわかるんだから!」

Aさん: Aww, okay, I’ll wait.
「はぁ、わかった待つね。」

 

我慢し続けた先には、それに見合う価値が待ってるということですね。 ただお腹が減ってるときより、物凄くお腹が減ってるときのほうが食べ物がとても美味しく感じますよね。
「我慢は美徳」とはそういうことなんです。 この会話に日本語にして「石の上にも三年」と言うと大げさに聞こえますが。

最後に

「石の上にも三年」と同じ表現になる英語の諺や、カジュアルな会話シーンをいくつか紹介してきましたが、英語では石という言葉は出てきてないですね。全てに共通する意味は継続的に我慢すれば報いは出るということです。

我慢して続けろということをネイティブに伝えたいなら、上記のように会話中にうまく英語の諺を織り交ぜていくといいですね。

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