外国人とのカップルって素敵! と思いながら、街中の国際カップルを見つめてませんか?
実は、国際カップルだって、来る日も来る日も今日は何を食べようかなと迷っていることが多いんです。
根本的な食文化、食習慣の違う二人が共に過ごす時、大きなハードルになるのが食べ物です。日本人同士のカップルだって「胃袋をつかめ」って言いますよね?
それと同じで、外国人の彼・彼女だって、やっぱり胃袋と食事スタイルが大切なんです。
相手の国の食事スタイルも考慮しておく
郷に入っては郷に従えというように、現地での食事のマナーも気をつけないといけないですよね。
ただ、外国ではなくとも、日本の洋食レストランで外国人の恋人と食事しようと思うなら、ちょっと気をつけておきたいことがあります。
例えば、パスタを食べる時、日本人の中にはラーメンのように音を立てて食べる人がいたり、補助スプーンを使って食べる人がいますよね。でもそれは欧米やヨーロッパの人からすれば、それは見ていて滑稽だと言います。
いくら日本の中だからといっても、西洋文化で育った外国人からすれば不快な気分になったりすることもあるので、念のため相手の国の食事マナーを知っておいた方が良いでしょう。
逆に、日本人が海外に行って、ネイティブが、子供のような箸の使い方を目にしていると気になってしょうがないですよね。それと同じです。
その辺については、日本人風な食事をしていても構わないかパートナーと相談しておくのがいいですね。
国際カップルには食べ物トラブルが付きもの
僕の外国人の彼女とは、今のところ上手く食事スタイルが成り立ってるので苦労していませんが、周りの国際カップルを見てみると、なんとまぁ驚きの苦悩があるようで。
よく聞く問題がお刺身問題。日本人には平気な生ものが、そもそも食べる習慣がなく苦手な外国人が多いのも事実で、どんな外国人にも寿司がウケるわけではないようです。
他によくある問題は、外国人にはベジタリアンの人も多いです。中には宗教的理由でのベジタリアンもいるのですが、これも「じゃあ、パートナーに合わせます!」となると、結構なストレスになることが多いです。魚や動物肉のことで揉めたりですね。
白人と日本人のカップルだと、ありがちなパターンが、海外だとパンを食べる生活が飽きるという問題。日本人にとっては海外のパンは固くてパサパサしてるから食べづらいんだとか。日本のパンとは質が違いますね。
日本人の場合、米を毎日食べないと気が済まない人もいますが、逆にパンを主食にして育ってきた外国人からすれば、毎日米を食べるのは勘弁してくれなんていう人もいます。
日本人はやっぱり、日本の食べ物が一番だとか言いますが、それは海外の人だって同じように、自分の育った国の食べ物が一番にだと言うんです。
相手の食文化を否定せずに妥協点を見つけること
2人で一緒に生きていくという事は、食べるものも一緒になるということです。
僕の彼女はベジタリアンなのですが、最初のころは「肉を食べないと~栄養がなんたらかんたら~」と議論しあっていたのですが、そもそも「食肉問題」については議論しても解決できない話。ケンカになるだけでどうにもなりません。
今となっては、僕の場合は「まぁ肉を食べなくてもいいか」ってことになって、ストレスなく食生活を送れているからいいですが。
人によっては、どうしても我慢できなくて肉を食べたいって人もいるはずなので、妥協点を見つける必要がありますね。
例えば、料理してもらうなら、混ぜ肉用と野菜用に分けて料理してもらうなど。中には、切れ肉を触るだけでイヤだって言う人もいるので、それなら自分ひとりで料理するとか、外食で済ませるとかですね。
外国人夫が「さすがに毎日米を食べたくない」と言うなら、「週4ぐらいはどう?」と交渉したり、または、「今日は自分の食べたいもの」と「明日は相手の食べたいもの」というように献立を作って、お互いが不満に思わないような施策を取ったりですね。
結局のところ、国が違えば食文化が違っても当然。相手の食べ物や食べ方を否定せず、でも無理に同じにすることもないというのが、国際カップルがうまくお付き合いをしていくコツなのかもしれませんね。
どうだったでしょうか?
「大好きなパートナーと同じものを食べたい!」という気持ちも大切なんですが、長い付き合いを望むなら、お互いに相手の食文化に寛容でいることこそ、大切なポイントになってくるんですよ!