狭い日本から抜け出して、いつかはアメリカに住んでみたい。そんな風に思いますよね。
ただ単に、日本にいるのが嫌だから、ハワイのような常夏の島に住んだら楽しそうだからなど、ハッキリした目的を持たずに、ただアメリカに住む事に憧れているだけでは、なかなかその夢を叶える事は難しいかもしれないです。
では、アメリカに住むにあたっての課題や、またその方法などをお話していきましょう。
トランプ大統領が就任されてから、入国審査厳重化や移民対策厳重の強化されました。
日本はテロ懸念国の対象ではないとしても、永住権(グリーンカード)の申請はよりハードルが高いだろうと想定されています。
非移民ビザの取得
先ず、アメリカに住むためには「ビザ」が必要です。
ビザには色々な種類が有りますが、もし貴方がアメリカ国籍のパートナーとの結婚を予定していないのであれば、留学や就職がアメリカに住む方法として一番の近道でしょう。
留学するにもアメリカで働くにも、非移民ビザが必要になります。
取得するには様々な書類が必要になり、厳しい審査が行われます。ビザが無事に手元に届くまでには大体1ヶ月~3か月ぐらいだと言われています。
ビザの規定ルールは、いつ変わるかわからないので、こまめにアメリカ大使館のホームページを確認すること。
仕事を探す
当たり前の事ですが、ビザを取得しても、お金がなければ生活は出来ません。
学生に関しては、学生ビザでの渡航と言う形になるので、原則としてアルバイトは禁止されています。
ですが、大学や大学院生であればキャンパス内でのアルバイトが可能です。これもアメリカの国土安全保障省のホームページを要チェック。
雇ってもらえるかどうかですが、アルバイトなら使える人材だと思ってくれるようであれば外国人だって雇ってもらえる可能性が高いです。
それから就労ビザでの場合は、日本で求人を見つけて仕事をするために入国するわけですから問題ないです。
日本から求人を見つけるのなら、英語転職.comというサイトなどがあります。
実際に気になることは、ここで聞いたりするといいです。
住居の確保
日本と同様に住む場所によって賃貸料は違います。
州によって物価も違うので、まず住む州を決めたら、その土地に関する情報をインターネットなどで調べることです。
因みに憧れのハワイは非常に物価が高く、スーパーに並んでいる商品の価格は日本の約2倍ぐらいという、恐ろしい思いをします。 仕事をしてないと、お金も消耗率2倍で、あっという間に亡くなることも。
住居も治安の良くない場所でも、大体1DKの広さで日本円にして8万~9万円ぐらいかかります。
ワイキキ(ハワイ観光の中心地)などは、同じ大きさの1DKの物件で16万以上は覚悟しておいたほうが良いでしょう。
ただ、あまりお金を使えない学生などは、ルームシェアで家賃を安く済ませて生活をしている人たちが多いです。(1人じゃないと寝れないという人は考えるべき課題)
就労を目的にアメリカに来た人も、最初のうちはルームシェアをして、余裕が出てきたら一人で住むと言う形をとっているようです。
また、アメリカに住んでいる間に、アメリカ人男性と結婚をして永住権を取得、そしてそのままアメリカに住み続ける人も中にはいます。
ただ、このケースは確率的には低いと言えます。
保険の取得
どこだって生活をしていれば、風邪もひくし、怪我をする事もあるし、歯が痛くなることだってあります。
アメリカ生活に興味がある人なら、アメリカの医療費はバカ高いというのを知っているかもしれません。
アメリカは保険に入っていても、一回の診察料は日本では考えられないほど高額。しかも、病院へ行くときは前もって予約をしていくのが当たり前になってます。
予約をしないで病院へ行くと急患扱いになり、高い医療費を支払うハメになります。
もし保険に加入しないで、病気にかかったら破産してしまうでしょう。これは冗談ではないです。
ということから、保険に入る事は非常に大切なんですが、加入していない国民は多いです。
医療保険加入していたとしても、毎月200ドル、診察だけでも軽く50ドル以上と聞きます。
保険に関しては、日本語でのサービスが有る保険を選ぶことをお勧めします。
アメリカでの言葉の問題
実際にアメリカで生活をすると解ると思いますが、日本である程度、英語が出来ると思っている人でも、ネイティブの人たちが話す英語は、思う以上にスピードが速くて圧倒されます。
また、スラング(俗語、流行っている表現)を使って話をしているので、なかなか聞き取る事が出来ないです。
初めのうちは、自分の言いたいことも上手く伝えることが出来ないし、相手が何を言っているのか理解が出来なくて、悲しく落ち込んでしまうかもしれません。
でもそこは、できなくて当たり前だと自覚しつつ、英語が上達するように努力を怠らないこと。
積極的にアメリカ人と交流を持つようにしていると、英語もちょっとずつ成長してくるはずです。
日本人は恥ずかしがり屋の人が多いため、なかなか積極的に話の輪に入っていくことが出来ない人が多いです。
しかし、勇気を出して話しかけてみれば、アメリカ人だって快く受け入れてくれるものなんですよ。
ちなみに英語学習するなら、リスニングを重点的に置いたほうがいいです。
半年間で少しずつ、英語耳と話す力を身につけていける、「プライムイングリッシュ」をお勧めします。
日常会話に出てくるフレーズはもちろん、「聴く」「話す」にまだ慣れてない人にこそ必須教材となるはずです。
詳しくは公式ページを見てみてください。
⇒リスニングの効果を実感!話題の英会話教材【プライムイングリッシュ】
29800円の値段ですが、一日165円として、半年分の価値が詰め込まれています。
それだけ、「話す」と「聞く」の初心者にとって無理なく続けられる教材となっています。
それでもアメリカに住みたいと思ってる人へ
どうでしょう?
アメリカに長く住むには、色々な問題をクリアしていかなければなりませんが、それでも憧れのアメリカ生活をしてみたいと思う人は、計画を立て準備を始めてください。
思い立った日からは出発日を決め、準備資金だけでなく英語の勉強と、アメリカで雇われるためのスキルを日本でできるかぎり身に付けておきましょう。
それから、明確な目標を紙に書いて、アメリカでも目的を見失わないよう持ち歩くこと。
実はこれ、マインド論としても大切なこと。
アメリカはガチで実力主義国家です。日本社会のように人物重視で採用し、新しい社員を1から教育するような概念が薄いからです。
本気なら強いハングリー精神を持ってください。雇用主は、要領が悪く非効率な従業員だと思ったらすぐクビにすることも多いので。
最後にもう一つ
海外移住を考える前に。
本当は、もっと自由にたくさんの国に旅行してみたいという夢があった。という場合は、お金を稼ぎながらでも世界中を旅ができるインターネットビジネスをオススメします。
ネットで稼ぐやり方が具体的にわからない。でも興味があると言う人は、自由な人生を手に入れる教科書という電子書籍を読んでみてください。
今の時代は、パソコンを持ちながら世界中を旅をしている人が増えているのも事実です。
そして、旅をするだけ満足してきた頃に、ネットから稼ぎを増やしてから移住を考えるといいと思います。
現在はアメリカに移民対策強化されて移住のハードルが上がりましたが、もしも他の国でも移住できるのでもいいというのであれば、同じ英語圏であるカナダやオーストラリアやニュージーランドをオススメします。
環境的に落ち着いていて、まだまだ移住のチャンスを掴める可能性があるからです。