国際結婚した夫婦が喧嘩をする時に持つべき3つの心構え

couple-back-to-back

国際結婚したカップルでも絶えない喧嘩は悩みます。喧嘩に疲れてそのまま離婚してしまうカップルも中にはいます。

とくに、国際恋愛中に同棲期間が短かったカップルほど、結婚してからはお互い見えなかった部分が見えてくるので、喧嘩することが多くなるんだと思います。

これから国際結婚を考えてる人は、上手くいかないからといってすぐ別れる方向に考えるんではなく、まずは改善していく方向で、持つべき心構えでよく話し合っていってほしいかなと。

では最初に、知っておきたいことから。

 

どこの国だろうと様々な性格の人がいるということ

もちろん国による性格の傾向っていうものはありますよ。

例えば、「アメリカ人はクラクションをよく鳴らす、奔放主義」という国民性みたいなのはありますが、それはあくまで割合の話

人助けをしてくれる人もいれば自己中な人もいるし、それって多いか少ないかだけの話です。

どこの国だろうと、穏やかな人がいれば気性が荒い人もいるので、ただあなたに合うか合わないかの話になります。

 

よく喧嘩になりやすい人の特徴として、ちょっとしたことにイライラし、一々細かいことに口を突っ込んでくる人とかそうですね。

自分と相手がどんな性格によるので、後の結婚生活の展開が、大きく左右されるといってもいいです。

 

では次に、喧嘩になったときのための心構えについて話していきます。

 

1.相手に自分の考えや習慣を強要しない

お互いに育ってきた環境が違うのだから、「こうあるべきだ」という考えもある事でしょう。

あなたも日本人としてあるべきの考えがありますよね?

一日何食食べるのが普通だとか、夫婦は共働き家事共同が普通なんだとか。

ぶつかりあって当然なんですが、無理に自分の考えが正しいんだと押し付けるのは、不可抗力なだけで疲れるだけです。

同じように、外国人のパートナーだって自分が正しいと思ってる考えがあります。

 

さて、じゃあどうしたらいいのかってことになりますが、

それは、お互いの考えを否定せずに、お互いが「それぐらいならいいか」という妥協できる点を見つけること。

例えば、ある国の外国人では、皿洗いのとき洗剤ではなく石鹸で洗い流さないのが実際にいます。

日本人からしたらあり得ないですが、この場合、いきなり石鹸を使うなと強要するのではなく、冷静に話し合いをするよう心掛けます。

まずは、「あなたの国では石鹸で洗うのが普通?」から始まって、「代わりに洗剤を使ってくれる?」とお願いしてみたり。

どうしても意見が合わないようだったら、じゃあ別々に自分の分だけ皿洗いするなりの妥協点を見つけたりすることですね。

 

2.言葉がわからなくても理解できるまで何回も聞き返す

相手に合わせて英語オンリーの関係なら、日本人からすれば苦労しますよね。

喧嘩になった時こそ冷静に話すべきなのですが、相手は感情の勢いでついベラベラと話してしまいます。

でもそこは気を遣わず、遠慮なく間にストップかけて、ゆっくり話してもらって、自分のわからないところを聞き返すようにすること。

相手の言いたいことを理解できないまま話が終わると、同じ喧嘩の繰り返しを起こしてしまいがち。

ちゃんとわからないところを理解しないと、何も解決策も考えれないですからね。

もし、相手も日本語をしゃべれる場合、

自分は英語で話し、相手には英語ではなく日本語で返してもらうようにするといいでしょう。

そうすることで、冷静に話し合えることができたりします。

 

 

3.お互いに感謝の気持ちを忘れない

文化の違いがあるにも関わらず、こちらの習慣に妥協しながらも合わせてくれていることあるんですね。

外国人の彼は、米を頻繁に食べるほうでないのに、日本人の食生活に合わせてくれたりとか。

母国で生きる道を捨ててまで、相手国でパートナーと生きる道を決断してくれたこととか。こんな面倒なことを相手だってわざわざ乗り越えてきたんだってことを思い返してみる。

同じ屋根の下に長く一緒に暮らしていると、国際結婚だろうとつい忘れがちになるのが、感謝の気持ちです。

 

喧嘩することはあっても、相手だって、お互いが幸せに暮らせるよう考えているんだってことを忘れてはならないことです。

仕事もお金も子育てことについても喧嘩してしまうこともありますが、パートナーにも自分なりの意見があるだけで、少なくとも真剣に考えてるはず。

明らかに本当に何も考えていないようであれば、今後どうするかは、あなた自身の決断にかかってきますが。

 

 

最後に、国際結婚でもなんだかんだ揉めることが多いですが、なによりもお互いに思いやる気持ちと、一緒にいたいという強い想いはすごく大事だと思ってます。

国際結婚を目指すなら、それぐらい真剣に付き合ってもらいたいと思います。